「子育て中の主婦には在宅ワークがおすすめ」ということを、よく耳にしますが、実際のところが気になります。
そこで、どのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめてみました。
とくに、デメリットをどのように補うのかを確認しておくことは、そもそも、いまの自分に在宅ワークは合っているのかという判断材料にもなるでしょう。
ごく平凡な主婦の経験をもとにした情報ではありますが、仕事復帰計画に、お役立ていただけるとうれしく思います。

この記事を読むと、子どもを育てながら在宅ワークをするときの良い点と課題、さらには課題をどのように補うのかについて知ることができます。
在宅ワークとは

「在宅ワーク」を、この記事では会社には所属せず、自宅を仕事場として働くことと定義します。
個人事業主(フリーランス)のように、自分自身が、直接仕事を請け負う形です。
「在宅勤務」という言葉もあります。
これは、すでに会社に属しているひとが、自宅で勤務するときに使われます。
この2つには、雇用形態の違いがあります。
一方で、「自宅で仕事をする」ということについては共通しています。
子育て中・在宅ワークのメリット

子どもを育てながらの在宅ワークには、次のような良さがあります。
子育て中の在宅ワークのメリット
- 仕事をする時間帯と場所を、自由に決められる
- 仕事量、仕事内容を自分で決められる
- 日程調整をしやすい(家族の都合を考慮しやすい)
- 服装のしばりがない
- 通勤時間がない
- 子どもから得た刺激を、仕事に活かしやすい
忙しい主婦にとって、うれしいメリットが多くあることがわかります。
子どもを育てながらの「在宅勤務」にも、共通する良さがあるのではないでしょうか。
子育て中・在宅ワークのデメリット

子育てをしながら在宅ワークをするときに感じる課題は、次のようなものがあります。
子育て中在宅ワークのデメリット
- 仕事が安定してあるわけではないため、収入が不安定
- はじめてすぐは、低収入のことが多い
- 自分の持つ責任の幅が大きい
- 助け合える仲間がいない
- 仕事に追われると、家事と子どものことが疎かになる
- 子どもが自宅にいる場合、仕事時間をつくりだすことが難しい
家庭と仕事のアンバランスを、在宅ワークにすることで格段に解決できるのかというと、じつはそうでもなかったりします。
むしろ、スケジュール調整をうまくできない場合には、てんてこ舞いになることも——。
そのようなとき助けてくれる同僚がいないことも、辛いところです。
その点、「在宅勤務」ではいっしょに働く仲間がいますから、助け合うための仕組みは整っているといえるでしょう。
個人で自由に仕事をするよりも、会社に所属することの良さもあるということがわかります。
デメリットを補う

在宅ワークのデメリットを、どのように補っていけばがいいのかについて、2つの視点で考えます。
デメリットをどう補うのか
- 収入と人脈のこと
- スケジュール管理のこと
収入と人脈のこと
まず、学びながら知識と技術を磨くという努力は欠かせません。
一つひとつの仕事を丁寧にこなし、信頼してもらえるような働き方を積み重ねることも大切でしょう。
そうすることで、収入面の安定と、人脈づくりが叶うからです。
また、これまでの経験と人脈を活かすということも、在宅ワークでの働きやすい環境づくりに役立つのではないでしょうか。
スケジュール管理のこと
スケジュール管理では、まず、仕事のための時間をどのくらい作ることができるのかを知ることからはじめます。
そして、そこからは仕事を請け負いながら調整していきます。
調整するのは、「仕事量」と「仕事時間」です。
限られた時間でどれほどの仕事を処理できるのかという判断は、経験がなければできません。
そこで、はじめはうまくいかないこともあるものだと割り切ってしまいます。
体調管理も含めた無理のない仕事スケジュールを、じっさいに仕事をこなしながら作り上げていくということです。
これには、大きなストレスがかかることもあるでしょう。
しかし、その先に「自分のペースで仕事をする」という希望を叶える働き方が、あるのではないでしょうか。
さいごに
子育てと仕事を両立しようと思うとき、困難はさまざまありますが、いまや、子育てをする女性の働き方は1つではありません。
在宅ワークのメリットとデメリットを知り、叶えたい働き方と照らし合わせ、どのような自分を想像できるでしょうか。
もし、働きたくても働けないという葛藤があるのなら、在宅ワークは、そこから抜け出すきっかけになるかもしれせんよ。
在宅ワークでライターをお考えのかたには、こちらの、ライター未経験主婦がライターを目指す過程をまとめた備忘録もおすすめです。
イメージ通りなのか、少し違うのかを照らし合わせることができるでしょう。
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