子ども服を見ていると、「あれも着せてあげたい」「こんなものも似合いそう」と想像が膨らみ楽しくなります。
つい、買いすぎてしまうということも多いのではないでしょうか。
にもかかわらず、子どもの成長は早いですから、あっという間にサイズが合わなくなります。
「すこし買いすぎたな……」と、後悔することも少なくありません。
このようなことが続き、悩むときには、3つのヒントをお役立てください。
ひと工夫くわえると、同じ後悔を味わうようなことをきっと防げるでしょう。

この記事を読むと、子ども服をつい買いすぎてしまうという事態を防ぐためのヒントを知ることができます。
枚数を決める

「買いすぎた……」と後悔しないためには、なにを何枚というように目安を決めるのがおすすめです。
子どもが、ワンシーズンで着倒せるくらいがちょうどいいでしょう。
子どもの成長がある程度落ち着くまで、子ども服は次から次へと買い替えることになります。
家計簿をつけて確認してみると、被服費もバカになりません。
また、お気に入りを何度も身につけるという生活は、買った物を使い切る、あるいは物を大切に使うという暮らしの知恵に触れる機会にもなります。
枚数を決めるというひと工夫で、お財布にはやさしく、子どもには豊かさとはなにかを伝えるためのきっかけにもなるのです。
セールに気をつける

子ども服の買いすぎでいちばん気をつけたいのは、セールです。
とくに、季節が変わるときのセールに気をつけます。
セールで安くなっている服をみると、来シーズンのために買っておいた方がお得ではないかと考えることはよくあります。
どうして、一見すると良い季節の変わり目のセールが、子ども服の買いすぎによる後悔につながるのでしょうか。
3つの理由があります。
セールで後悔する理由
- つい買いすぎてしまう
- サイズが合わない
- 好みが変わる
つい買いすぎてしまう
セールは、目的の物を安く手に入れられるという良さがあります。
その反面、つい買いすぎてしまうのが悩みの種です。
やはり、通常価格で買うよりも、予算内で買える品数が多くなることが理由ではないでしょうか。
これで、もし着る機会があまりなかったなどということがあれば、「必要以上に買ってしまった……」と悔やみたくもなります。
セールで買い物をするときこそ、「なにを何枚」というような事前の計画が大切です。
サイズが合わない
翌シーズンのことを考えて買ったつもりが、いざ着てみるとサイズが小さいとか、逆に大きすぎて着られないということがあります。
計画的なサイズ管理をしていなければ、起こりうることです。
この計画的なサイズ管理ですが、子どもの成長による体格をあらかじめ想定して買っておくのは、思いのほかむずかしいものです。
1年後の身長がどのくらい伸びているのか、体重は増えているのか減っているのか、そして体格はどうなっているのかということを考えなければならないからです。
その予想が外れると、一度も着られないまま手放すことになったり、あらためて買いなおすことになったりします。
好みが変わる
子ども自身の服の好みが、変わることもあります。
来年用にと考えて買っておいても、そのときがきたらすでに好みではなくなっておりけっきょく着ない、ということがあるのです。
セールでお得に買った服でも、着なければむだな買い物だったと思え、虚しくなります。
子どもが自分で服を選ぶようになったら、要注意です。
着こなしに幅のあるものを買う

着こなしに幅のあるものというのは、さまざまな着こなし方ができるものということです。
そのようなものを買うと、何年か着ることができたり、シーズン内で着る機会を多くすることができます。
たとえば
オーバーサイズのデザインのものは、子どもの体格が大きくなっても安心です。
大きめのTシャツを買えば、まずはチュニックのように着て、成長とともにTシャツとしても着られます。
ワンピースは、ゆとりのあるデザインを選んでおくと、少し小さくなってもチュニックとして着ることができます。
紐で調整できる甚平は、何年も着られるパジャマとして、また部屋着として、さらには夏のお出かけ着としても使えて重宝します。
このように、多くの着こなしで楽しめるものや長く愛用できるものは、服を買う機会を遠ざけてくれ、お財布の紐をしめていてくれる効果もあります。
そして、子どもが愛着をもって服を着ている姿をほほえましく見守れるという楽しみもありますよ。
さいごに
つい買い込んでしまう子ども服ですが、ひと工夫することでずいぶんと変わります。
そうしてできた余裕を、子どものための違うなにかに充てることができると、親としても心を満たされるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。