「つい服を買いすぎてしまった……」という経験を味わったことのあるかたは、意外と多いのではないでしょうか。
もし、「またやってしまった」と悔やむことが続くときには、この記事にある6つのヒントのどれかをお役立てください。
服を買いすぎてしまうという悩みは、ちょっとした工夫で解決することができます。

この記事を読むと、いつも服を買いすぎてしまうという悩みを解決するためのヒントを6つ知ることができます。
試着してから買う

「どうも服を買いすぎているような……」と感じるときは、試着してから買うのがおすすめです。
試着室にある鏡を見て、似合うのか、似合わないのか、加えて着心地はどうかということを、客観的に判断できるようになります。
できれば、ひとりで静かに試着するのがいいでしょう。
客観的なときは、冷静に自分を見ることができているときです。
そこで、買おうとしている服を生活のなかで充分に活かせるのかを考えてみます。
似合っていれば出番は多いでしょうし、どこか似合っておらず着心地も悪いものは、買ったとしてもクローゼットの肥やしになるか、最悪、紙袋の中のままでしょう。
自分の生活を分析する

自分の生活を分析すると、どのような服が自分には必要なのかを確認することができます。
服を買いすぎているときには、「かわいいから」「欲しいから」「買うことで気分が高まるから」「安心するから」と、買いたい気持ちだけが盛り上がってしまい、買った服の使い道がどのくらいあるのかまでを考えられていないことがよくあります。
すると、「いざという場面に、着られる服がない」などということも起こりかねません。
そのようなときは、2つのことを考えてみます。
2つの考えること
- 仕事用と私生活用では、どちらの服をより必要としているのか
- 仕事用と私生活用では、どちらの服を充実させたいのか
自分の生活に必要なもの、生活を楽しむために欲しいと思うものを知ることで、つい、あれもこれも買ってしまうという事態を防ぐことができるようになります。
好きな系統を知る

たくさんの洋服を持っていても、けっきょく着る服はいつも決まったもの、ということはないでしょうか。
自分にとって着心地のいいと思える服や動きやすい服、また自分らしくいられる服は、それほど多くないのだと感じます。
そのような自分自身の好きな系統は、ふだんからよく着る服を並べてみたり、お手本にしたいと思う着こなしの画像や写真を探してみたりするとさらにわかりやすいでしょう。
お気に入りを知ることで、目に映る服のあれもこれもいいなと感じること、そしてつい買いすぎてしまうということはずいぶんと減りますよ。
季節ごとに整理する

季節ごとに着る服の組み合わせと枚数を決め、それらを季節の変わり目に見直す習慣をつけると、服を買いすぎずに済みます。
春と秋は似たような気候なので、着るものを兼用できます。
夏と冬は、それぞれ季節用のものがあると快適に過ごせるでしょう。
まずは、クローゼットのなかの服を、季節ごとに分けてみてください。
そして、これから着る服だけを整理していきます。
何通りの着回し、または組み合わせができあがりますか?
確認をしたら、たとえ足りないような気がしても、まずはそのまま生活します。
実際に生活をはじめ、やはりどうしても必要だと感じるものを買い足していきましょう。
すると、暮らしながら少しずつ、季節ごとの服の所持数が決まっていきます。

ただやみくもに買い物をしていたときよりも、しぜんと計画的になっている!
頭のなかに、季節のクローゼットのようすを描けるようになることで、買い物をする時の考え方はずいぶんと変わるでしょう。
なにでおしゃれを楽しむのかを決める

服装は、自己表現にもなります。
ともすれば、自分らしさを取り入れたい、清潔感や洒落た印象を残したいなど、洋服が好きなかたはさまざまなことを考え、つい買いすぎてしまうということもあるのではないでしょうか。
そのようなときは、こだわりどころを1つ2つ決めるのがおすすめです。
たとえば、靴、靴下、トップス、ボトムス、アクセサリー、スカーフ、帽子、カバンなどがあります。
シンプルな装いに、ほんの少しのこだわり、もしくはアクセントを加えるだけでも個性を引き出すことは充分に叶えられます。
長く使えるものを選んだり、逆にワンシーズンで着尽くすような流行りものにしたり、楽しみ方もさまざまです。
なにでおしゃれを楽しむのかを決めることができれば、あれでもこれでもおしゃれに見せたい、という買いすぎの原因を取りのぞくことができるでしょう。
自己投資に励む

もし、ストレス発散のために服を買いすぎていると感じるなら、お金の使い道を「服」ではなく「自己投資」に変えてみます。
自分の成長を感じることは心の充実につながり、ストレスを忘れさせてくれることもあるからです。
健康や体型維持・改善のために運動をはじめてみたり、そのための食事にこだわってみたり、あるいは本を買って読んだり、いい景色を見に行ったり、おいしいものを食べに出かけたり、友人や家族との団らんを設けたり、慈善活動に参加したり——自分の心を満たすためにできることは数多くあります。
ストレスでいつもなら服を買いすぎてしまうという時期を、気がつけば「今回は自己投資で超えられた」という、うれしい変化を感じることもできるでしょう。
さいごに
服を買いすぎていることに悩むのは、現状を自覚できているということであり、すでに解決すための第一歩を踏み出せているということでもあります。
そのようなときは、改善するため、あるいは悩みを解消するためのアンテナがよく働いているので、良い方法やきっかけを見つけやすいのではないかと思います。
セールに踊らされること、買ったものを着ていないということがなくなり、いまよりもオシャレになって、洋服を大切に着るようにもなり、衝動買いはすっかり減る——。
すこしの工夫を取り入れるだけで、きっと変わることができます。
子ども服を買いすぎてしまうというお悩みのあるかたには、こちらの記事もおすすめです。
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