2025年2月某日——
会話の人物
タ:タマキ
へ:講師のへんいちさん
タ「ライターを目指しています」
へ「なんのために?」
タ「じつは、書く力を身につけて、やり遂げたいことがあるんです」
へ「書くことは手段にすぎないと——。」
タ「はい。ライターとして活躍したいのではなく、ライターのスキルを使って取り組みたいことがあります。」
へ「それなら、ぼくの文章講座を受けてみませんか?」
タ「よ、よろしくお願いします!」
*
おおかた、このようなやり取りののち、ライターとしての文章力を磨く日々がはじまりました。
文章講座とはどのようなものか、ライターになるために文章講座は必要なのか、なぜ文章力を高めるのか——。
さまざまな疑問への答えを、文章講座を受講し終えた自身の経験を元にまとめてみました。

この記事を読むと、文章講座とはどのようなものか、また、文章の基礎を学ぶ講座を受講することでどのような成長があるのかを知ることができます。
目次
文章講座とは

文章講座とは、文章を書くための基礎を学ぶ場のことです。
読み手に、自分の意図や意見などを正しく伝えるために必要な知識や技術を、講義や課題を通して学んでいくのが主流です。
たとえば、文章の基本ルール、構成の作り方、言葉の使い方などを身につけていきます。
文章のジャンルは、ビジネス文書、レポート、エッセイ、論説、小説などさまざまありますが、どのジャンルでも「伝わる文章」の土台に大きな違いはありません。
文章を書くための基礎を身につけておくことは、どのような場面にも活かすことができるのです。
ライターに文章講座は必要なの?

素人がライターになるためには、文章講座を受講したほうが良いのでしょうか。
文章講座の良さと、文章講座を受講しながら感じた「変化」をまとめていきます。
文章講座の良さは、ずばり添削にあり
文章講座の良さは、ずばり添削にあります。
添削は、文章力を高めるのにたいへん効果的だからです。
ライターは、ひとに読んでもらうための文章を書かなければなりません。
そのために心得ておくべき項目は、市販の書き方本や、すでにライターとして活躍をしているひとたちのブログなどでも学べるでしょう。
しかし、自分の書く文章が、人の目に触れてどう受け取られるのかを専門的な視点から指摘してもらう段階までは行きつくことができません。
的確なアドバイスをもらえることが、大きく力を伸ばすきっかけになるというのは誰もが知るところ。
文章力を高めたいと思ったならば、プロに手ほどきしてもらうのがいちばんです。
胸を張って「書けます」と言うために
文章講座を受講し、大きく変化したことがあります。
それは、仕事として文章を「書けます」と、胸を張って伝えられるようになったことです。
実際に現場を経験している人からの学びは、大きな自信になることを実感しました。
ライターとして仕事をしながらクライアントとのやり取りから学び、成長するという方法もありますが、ライター素人は、そもそも仕事を得るまでの壁が高いというのが現状です。
一定の文章力と知識をつけてから仕事探しや執筆活動をした方が、夢や目標に向かって進みやすいでしょう。
安心で、信頼のおける文章講座を見つけるむずかしさ

文章講座で基礎を学び、プロから添削をしてもらうことが良いことはわかっていても、安心で信頼のおける文章講座を見つけるのはなかなかむずかしいという課題もあります。
いまや、書くことを仕事にする方法は、雑誌や新聞、本などの紙媒体だけに限らなくなっています。
ブログやWebコンテンツの執筆、SNSの台本作成など、素人でもそれなりに活動できる道が増えてるからです。
成功のノウハウを発信し、新たな成功者を育てるための手助けをしている経験者たちもいますが、なかには信頼に欠けるものがあるのも事実です。
むやみに高額だったり、必要な知識を得られずに終わってしまったり、仕事の紹介をしてくれるという約束が果たされずに野放しにされたりということもあるようです。
これらの経験談を目にするうち、安心で、信頼のおける講座はあるのだろうかと困り果ててしまいます。
安心で、信頼できる講座を見つけるためには
安心と信頼は、関わる「人」について、詳しく知っていくなかで抱くことができると考えています。
どのような人が、どういう想いで、どんなことをしているのかということです。
活動の様子を記事にしているときには拝読し、関わった人たちの様子はどうなっていったのかということも追ってみます。できるなら直接連絡をし、言葉のやりとりまでしてみます。
手間のかかることですが、ここまですると、自分の感覚で判断をする自信もでてきます。
私が受講した文章講座のこと

私が受講した文章講座の様子をまとめました。
さまざまな文章講座の中から選ぶときの参考として、お役立ていただけるとうれしいです。
講師「へんいちさん」
noteのアカウントを立ち上げてすぐのころ、記事を読み歩いていたときに「おもしろい文章を書く方だなあ」と目にとまったのが「へんいちさん」でした。
京都の大学を卒業したのち、東京で出版の仕事を5年、愛媛での村おこしを20年、そののち故郷の神戸へと帰り、編集(へんいち文庫多数)、文章講座、キャリアコンサルタント、神戸アテンドなどさまざまな活動をされている方です。
▶ へんいちさんが運営されている「KOBEST」のサイトはこちら。
へんいちさんのnoteをのぞくと、エッセイの執筆に特化した講座を受講されている方たちとのやりとりを拝見することができます。
その和やかな関わりからは信頼を感じとれ、人や物に宿る「価値」を発掘するのが大好きだと口にしている、へんいちさんの人柄も見えてきます。
講座の様子
講座は、前半30分が座学、後半30分は課題の添削という内容です。
講座では、基礎的なものから実際の執筆をはかどらせるための知識まで学ぶことができました。
講義の内容に合った課題も出されます。
週1回、1時間、オンラインでの実施です。
出された課題には、たとえば「著名なエッセイストを真似て、エッセイを書いてみよう」や「絵を見てエッセイを書こう」、「百貨店というテーマで論説文を書こう」などがあります。
そのときの私の力量にあわせて内容を調整してもらえたため、回を追うごとに上達を感じながら取り組むことができました。それが、「書ける」ことの面白さを知るきっかけになったのだと感じます。
妥協なしの添削は、名物ともいえるでしょう。
空気をやわらげてくれる優しい関西弁は封印され、鋭い目線のへんいちさんが細かくかつ丁寧に、添削の解説をしてくれます。ときには、どうしてこの言い回しや言葉を選んだのかと受講側の意見に耳を傾け立ち止まってくれる献身ぶりは、「おかん」のよう——。
この文章講座は、私を「書き手」として大きく成長させてくれるものでした。
良さと難点
文章講座の時間は、けっして一方的なものではなく、理解の深さや興味のある部分をいっしょに確かめながら進んでいきます。その、いっしょに作り上げていく時間に「良さ」を感じました。
添削と解説を一貫してへんいちさん本人から、というのも外せません。
唯一、難点になるだろうと思われるのは日程調整です。
お互いに、毎週1時間を合わせるというのは思いのほかむずかしいものだと考えられます。
順調に修了できるよう、日程の希望も含めて、一度へんいちさんと相談してみると安心です。
学びの言葉
文章講座からの学びを、ひとつご紹介です。
ソフトに離陸して、ソフトに着陸するのが大切。
「書きたい」という意欲に任せ、勢いよく文章を書き進めていくことがあります。
しかし、そのようなときは読者が最後までついてこれないような仕上がりになっていることも考えられます。
読み手を思いやった文章を書ききることは、たいへんむずかしいものです。
それでも、「ソフトに——」を意識することで一文、あるいは一文字にも気を配る心を忘れずにいられるため、常に言い聞かせながら執筆するようになりました。
なぜ、文章力を高めるのか

なぜ、文章力を高めていくのでしょうか。
ライターという仕事に焦点を当ててみると、文章力を高めるのはことのほか大切です。
なぜなら、さまざまな仕事に挑戦するチャンスを作り出すことにつながるからです。
AIやSEOなど、専門的な知識や技術はさまざまありますが、ライターとしてまずは「書ける」ということがスタートラインなのではないでしょうか。
でもそれだけではありません。
私は、自分の考えや想いを、誤解なく人に届けるためにも文章力を高めています。
文章力が高まると、書くことも、話すことも、ひいては聞くことも上達します。
日本語を正しく使いながら、人に伝わるよう考えて表現する力は、生きるための力にもなるということです。
いくつであっても、書き手として育つことはできる
34歳で足を踏み入れた、新世界。
思わぬきっかけではじまった文章講座は、「書く世界」を渡り歩くための必須装備を授けてくれたようです。
いくつであっても、書き手として育つことができるという経験もうれしいものでした。
家庭や家計を顧みて、自分自身への投資を踏みとどまってしまうこともありますが、成長や可能性を感じられる機会を大切にしてみるのも悪くないですよ。
平凡な主婦がライターを目指しはじめたときの様子を知りたいという方には、こちらの記事もおすすめです。
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