節約をしていると、どのネットショップを使うのがいいだろうかと悩むことがあります。
そこで、日用品の購入によく利用しているネットショップ、「Amazon」「楽天市場」「無印良品」のお得な使い方をまとめてみました。
気になるネットショップには、それぞれどのような強みがあるのでしょう。
知ると、節約生活にも取り入れやすくなりますよ。

この記事を読むと、「Amazon」「楽天市場」「無印良品(MUJI.net)」をうまく活用して日用品をお得に買うための方法を知ることができます。
目次
日用品とは

日用品とは、日常の生活に使う物のことです。
国のHPには、おおまかな実例があげられています。
日常生活での消耗品から、めったに買わない大型家具まで含まれています。
「日用品」とは、日常生活に密着した物品であって、具体的には、家具、オフィス家具、金属製品、合成樹脂製品、陶磁器、ほうろう鉄器、漆器、ガラス製品、木竹製品、刃物、スポーツ用品、ベビー用品、文房具、楽器、玩具、喫煙具、眼鏡、宝石などを政策対象としています。
経済産業省
それぞれの強みを知り、上手に使う

日用品を買うときに使えるネットショップは、じつにさまざまあります。
どれを使おうかと迷うときには、まず、どのような良さと強みがあるのかを知ることからはじめてみるのはいかがでしょう。
そして、自分の生活スタイルと節約の実現に役立ちそうなものを選びます。
Amazon
Amazonは、発送の早さが強みです。
また、Amazonプライム会員なら、ほとんどの商品に送料がかかりません。
なかには、即日発送される商品もあります。
品揃えが豊富なところも、魅力です。
輸入製品から、国内製品、中古品に至るまでじつに多くの商品を取り扱っているため、ほとんどの場合に目的のものを探し当てることができます。
プライムデーやブラックフライデー、季節のセール、タイムセールを活用すると、お得に買い物をすることができるでしょう。
Amazonでの購入が多いのであれば、Amazonのクレジットカードを作るとポイントが貯まりやすくなります。
こんなひとにおすすめ
- Amazonプライム会員
- 発送の早さを重視している
- 目的のものを選び抜きたい
楽天市場
楽天市場は、生活のさまざまなところで使える楽天ポイントをためられるのが強みです。
たとえば、楽天市場以外の楽天サービス(楽天トラベル・楽天モバイル・楽天ペイなど)、楽天ポイントカードを取り入れているコンビニ、飲食店、ドラッグストアなどの支払いに使うことができます。
ポイントを貯めるためには楽天会員への登録が必要ですが、登録料と年会費はかかりません。
そして、ポイントを貯めるための仕組みも豊富です。
ポイント還元率が高い商品がみつかる楽天スーパーDEALや、買いまわる店舗数が増えるとそのぶんポイントの掛け率も上がる楽天スーパーマラソン(ショップ買い回り)などがあります。
ほかにも、日常生活での消耗品をお得に買うことができる、楽天24もあります。
こんなひとにおすすめ
楽天ポイントを貯めて生活に役立てている、いわゆる、楽天経済圏のひと
無印良品(MUJI.net)
無印良品(MUJI.net)には、からだと環境に配慮された商品が多くあり、シンプルなデザインでインテリアにもなじみやすいという強みがあります。
価格は、相場のものから、すこし割高に感じられるものまであります。
しかし、なかには品質の割に価格が抑えられているものもあります。
ネットショップでは、5,000円以上の購入で送料が無料です。
お得に買い物ができるのは、年に2回ある無印良品週間でしょう。
その期間は、ほとんどの日用品を10%オフで買うことができます。
過去3年の無印良品週間は、3月と10月に開催されています。(※2025年5月現在の情報です。)
暖かくなる時期と、寒くなる時期に合わせて開催されているのではないかと考えています。
開催時期にあわせて買い物の計画を立てると、お得に活用できます。
こんなひとにおすすめ
- やさしい成分の日用品を、お手頃価格で購入したい
- 目につく日用品は、シンプルなものがいい
ネット購入といえばまとめ買い

ネット購入では、ポイントが貯まったり、条件を満たすと送料が無料になったりするため、まとめ買いをしようかと考えることがあります。
はたして、まとめ買いは自分の生活スタイルにあっているのでしょうか。
よいところと課題を知り、検討してみます。
まとめ買いのよいところ
大量にまとめ買いしても、宅配なので重たい荷物を持って移動する、あの大変さを味わうことはありません。
また、1回の購入額が大きくなると、割引額が高くなったりポイントが多くついたりするというよさもあります。
さらに、防災面でも安心です。
頻繁に買い物をする必要がなくなるため、その余力をほかの節約に充てられることもよいところだと思います
まとめ買いの課題
まとめ買いの課題は、大量の在庫を保管する場所が必要になるということです。
また、1回の買い物での支出が大きいので、計画的に費用を準備しなければ家計の負担になります。
「たくさんある」と思うことで、気がつけば無駄遣いをしていることもあるでしょう。
「いつ買うのか」という問題

自分にあう買い方を決めたら、つぎは、いつ買うのかという問題に直面します。
ネットショッピングは、ネット環境があればいつでもどこでも買い物ができてしまう――それが、ときに悩みの種です。
そこで、2つの目印をつけてみました。
2つの目印
- 「家計のやりくり」のはじまりにあわせる
- ネットの「お得」にあわせる
「家計やりくり」のはじまりにあわせる
「家計のやりくり」がはじまるときに、購入します。
在庫を確認して、買うものをメモしてからだと、買い忘れとムダ買いがありません。
▼あわせて読みたい記事

ネットの「お得」にあわせる
ネットショップの、お得なタイミングにあわせて購入します。
日用品がどのくらいの期間でなくなるのかを心得ていると、お得なタイミングに、必要なぶんをまとめて買うことができます。
いざ買うときの注意事項

いざ買い物をしようとするときに、気をつけたいことが4つあります。
なくなるたびに買わないこと
足りないものがでるたびに買い出しへ行くと、ついで買いによるムダ遣いが心配されます。
なるべく決まった日を設けて購入したほうが、節約にはいいでしょう。
買い出しメモは忘れずに作ること
なにを買うのか確認することは、買い忘れと衝動買いの予防になります。
必要なものにお金を使う習慣をつけるためにも、買うものの確認とメモは、思いのほか大切です。
送料のために、あれこれ買い込まないこと
「〇〇円以上で送料無料」という文言は、ときに判断力を鈍らせます。
「お得」という言葉も、おなじです。
いらないものを買ってしまったり、あれもこれも買うことで予算を超えてしまったりということでは、節約ははかどりません。
そうなると、もしかしたらネットショップよりも、そもそも送料のかからない近くのドラッグストアで買ったほうが出費を抑えられるかもしれません。
ネットでの購入は、日用品の予算、在庫の状況、使い切る期間の確認をしてからがおすすめです。
収納場所を確保すること
なにが、どのくらいあるのかを確認するためには、買ったものを片付けておく場所が必要です。
そうでないと、ムダ買いをしてしまうことが増えるからです。
収納方法、管理方法は、「きっちり」とか「おしゃれに」などは気にせず、「自分がわかるように」でいいと思います。
ただ、家のあちこちに収納・保管場所があるよりは、一か所にまとめるほうが確認しやすいでしょう。
日用品の在庫量の目安は……

日用品の在庫は、どのくらいが適当なのでしょうか。
その基準は、防災面で決めることができます。
国は、防災対策として、非常時の食料は最低3日分、できれば1週間分用意することをすすめています。
また、トイレットペーパーは1ヶ月分という記事もありました。
となると、「在庫は1ヶ月分」が目安のひとつになります。
この機会に、1ヶ月にどのくらいの日用品を使っているのかを確認しておくと、防災力も高まり、いざというときも安心です。
さいごに
ネットでの買い物は、お得な情報に溢れ、なにをどのように使うか、なにが自分にあっているのかがわからなくなってしまうことがあります。
そのようなときには、気になるネットショップの強みを知ると、それが節約に役立つのかと考えられるようになり、選びやすくなるのではないでしょうか。
つまり、周りの声を参考にしつつ「自分にはどうだろうか」と一度生活にあてはめて考える時間をはさむことが、ネットショップをうまく活用する秘訣だということです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。