「あれ?」
気がついたらできるようになっている。
このような、成長を感じられることがあると自分の暮らしぶりにも自信がでてきます。
暮らしや生活も、ひとそれぞれでいいのですが、わけがあってどうしても苦手なことを人並みまで克服しなければならない、ということもあります。
3つの、いい方法を見つけました。
目次
家事は、こんなにある

わたしたちは、さまざまな家事をこなして毎日を暮らしています。
- 掃除
- 炊事
- 洗濯
- 育児、介護
- 買いもの
- 整理整頓
- 家計管理
- 季節行事
国の調査で、既婚女性の家事時間を知ることができます。
なにに、どのくらい時間を割いているのかということです。
[女性]
統計局HPより
炊事などの食事の管理・・・1時間 39 分
掃除などの住まいの手入れ、整理・・・41 分
買い物・・・35 分
上の結果のほかにも、家事はたくさんあります。
すると、わたしたちは普段どれほどの時間を家事にかけているのでしょう。
きっと、思っている以上ではないでしょうか。
また、大手ハウスメーカーが「名もなき家事」の情報をHPで公開しています。
・飲みっぱなしのグラスを片づける
Daiwa House HPより
・食卓を拭く
・シンクの汚れを拭いておく
・買ってきた物を定位置にしまう
・ペットや植物の世話をする
・使いきったティッシュを取り替える
・ごみの日にごみを出す
・玄関の靴を揃える、靴箱に片づける
・郵便物をチェックし、不要なチラシなどを捨てる
・トイレットペーパーが切れたら交換する
・汚れたタオルを取り換える
・窓ガラスや鏡を拭く
・ベッドや布団を整える
この「名もなき家事」という言葉は、家事負担を知るために生まれたようです。
これだから、苦手になる

なにが原因で、苦手だと感じはじめるのでしょうか。
体験もふまえ、想像力をはたらかせてかんがえます。
終わりがない
生活が続くかぎり、家事も続きます。
終わりがありません。
さらに、やるべきことが多すぎて、面倒くさくなります。
もっと優先したいことがある
家事よりもやりたいことがあると、「いやだな」と感じるようになります。仕事や趣味を、なによりも優先したいのです。
家事は「価値のない仕事」
どうして家事をする必要があるのかと、価値を見つけられないことがあります。
必要だと感じない。
どうしてそこまでして取り組むのかが、わかりません。
がんばっても労われない
だれかが、労ってくれることはそうありません。
そのことが、空しくなります。
やらされていると感じて
押しつけられたり、いやだと感じながらやらされたりしていた経験が、きもちを重くします。
家事のことをかんがえると、憂鬱になるのです。
克服するための3つの方法
家事の項目はいろいろありますが、すべてに共通する克服方法があります。
心地よさを追求する

苦手なことは、心地よさを求めて整えます。
「使い心地」と「居心地」です。
心地よく家事がつづけやすい環境になると、自然と経験を積みかさねられるようになります。
そして、家事スキルが高くなります。
いつのまにか、苦手な気持ちがなくなることもあるでしょう。
心地よく、好きなものを家事のなかにとりいれながら、やる気を上げるひと工夫をしてみます。
シンプルにする

苦手なものを、頭のなかで整理していくことはむずかしいです。
そこで、苦手な家事をするところは、見た目を簡素(シンプル)にします。
たくさんの物があり、「どのように使おう」「どこに片づけよう」といろいろ考えることが、苦手の原因だということもあります。
また、シンプルにすることで日ごろから細かい家事がしやすくなります。
たまりすぎて嫌になる、ということも減るでしょう。
完璧にはしない

「完璧」の基準は、ありません。
そういうときは、他人とくらべないことがたいせつです。
だれが、どのように、どのくらい家事をするのかということも、ほどほどくらいがちょうどいいです。
まとめ

苦手なものは誰かに託す。
ほかの人の力を借りる。
避ける。
このような選択もあります。
そのなかで、「克服しよう」と思うこと。
それは、じぶんが成長することをいかに大切にしているのかがうかがえます。
どうか無理はせず、けれどほんのすこしがんばって。
じぶんの暮らしをじぶんで支えられることは、生きる力になります。